絶対に譲れない不快な音を克服する方法

人には誰でも、思わず耳を塞ぎたくなるような苦手な音、不快に感じる音があります。私にも、聞くだけで背筋がゾワゾワと寒気がして不快になる音があります。その音とは、発泡スチロールの箱を閉める際に発生する、キュキュッという音です。あの音だけは、絶対に聞きたくありません。車にカーフィルム遮音千葉県フィルムってあります。それ級です。絶対に譲れない不快な音として、私の中で君臨し続けています。この嫌な不快な音を克服すことはできるのか、不思議に思ったので調べてみました。
不快な音を聞いた際、人間の脳の活動の様子を調べる実験が行われたようですが、その不快な音に最も反応していたのが、偏桃体とよばれる部位です。偏桃体とは、海馬からの視覚、嗅覚、味覚、聴覚などの記憶をまとめ、心地よく感じるのか、不快に感じるのかを判断する部位です。すなわち、偏桃体が反応するということは、自分が危険な状況に陥ったり、不安な状況にいるときに反応します。この偏桃体が身の危険をすばやく察知することで、私たちは自律神経の中枢を刺激され、敵からすぐに逃げることができるのです。人間がまだ猿だった時、天敵から身を守るために、捕食者の声を偏桃体が記憶しており、この捕食者の声があの不快な音と似ているために体が反応すると言われています。この記憶を何とか克服することはできないのでしょうか。
基本、この原始的な記憶は克服できないと言われていますが、認知行動療法で、ある程度、改善できるようです。不快な音を聞いた時、この音は心地よい音だと脳に意識して思い込ませることで、症状が改善すると言われています。
不快な音を克服するには、忍耐強く、不快な音を沢山聞いて、心地よい音だと思わせる練習が必要ですが、やはり、私には、この練習は地獄ですし、難しいです。苦手な発泡スチロールの音は、私にとって、絶対に譲れない不快な音として存在していくことでしょう。