車のコーティングに関することについて

・時代はWAXからコーティングへ
一般的に車のお手入れというと、いわゆる「WAXがけ」を思い浮かべる人が多いのでは
ないでしょうか?
ただ、車の美しさを保つためにしていた「WAXがけ」には、実は以下のようなデメリット
があったのです。
1.ウインドウガラスの油膜の元
2.車の塗装を傷める
3.汚れや水垢の原因になる
WAXは、塗装の艶を出すとても便利な道具でした。ですが、時代の流れとともにクルマの
塗装も劇的に変化し、WAXを塗ることのメリットより、デメリットの方が目立つようにな
ってきたのです。
そんな中、WAXに変わるものとして、1980年代にポリマー系コーティングが登場しま
した。それからというもの、カーケアはWAXの時代から、コーティング中心の時代へと変
わっていきました。
・WAXとコーティングの違いについて
1.WAXの主成分は「油」
WAXは主に蝋と石油系の溶剤で構成されています。簡単にいうと「油」なのです。
塗装面にWAXを塗ると深い艶を演出することができますが、その被膜は不安定な半液体の
状態で塗装面に乗っています。
そのため雨や洗車で油脂分が簡単に流失し、残った蝋は角質化して水垢の原因に。耐熱性も
低いため、すぐに蒸発し、持続期間は約1ヶ月程度と短命です。
2.コーティングは分子と分子の結合体
コーティングはWAXとは全く違います。例えば、ポリマー系のコーティングはシリコーンや
フッ素などを含んだポリマーで構成されています。これが塗装面に定着するとき、化学反応
の一種である「架橋反応」が起こり、分子と分子が結合した強靭な被膜を形成するのです。
密度の高い網目状の被膜だから、ススや油など各種の汚染物質が進入するのをブロック!
耐熱性や対候性もWAXの比ではありません。効果の持続期間も約3ヶ月から約1年、3年と
長いのが特徴です。ガラスコーティング千葉県ボディコーティング専門店カービューティーアイアイシーです。